48校の一発勝負を見に行く。
冬の高校サッカー、第105回全国高校サッカー選手権大会は、2026年12月28日(月)に開幕し、2027年1月11日(月・祝)に決勝が行われる予定です。主催の日本テレビ(民間放送43社の幹事局)が、9月22日に発表しました。東京・神奈川・埼玉・千葉の会場で、都道府県代表48校がトーナメントで戦います。
この記事では、スタジアムへ見に行く人のために、日程・会場と最寄り駅・チケットの買い方と料金・テレビとネット配信・出場校の決まり方・前回(第104回)の決勝、そして真冬のスタンドでの注意を、1ページにまとめました。第105回の会場やチケットの細かい決まりはこれから発表されるため、前回の内容は「前回は」と書いて区別しています。
※日程・会場・料金は、主催者の発表で変わることがあります。出かける前に、日本サッカー協会(JFA)の大会ページで最新の内容を確かめてください。
第105回の日程
| 項目 | 第105回(今回) |
|---|---|
| 開幕 | 2026年12月28日(月) |
| 決勝 | 2027年1月11日(月・祝/成人の日) |
| 出場校 | 48校(46道府県から1校ずつ、東京都から2校) |
| 試合数 | 47試合(3位決定戦はなし) |
| 応援リーダー | 鎌田大地(クリスタル・パレス/京都・東山高校出身) |
開幕日と決勝の日は決まっていますが、1回戦から準々決勝までの日付と、どの会場で何回戦を行うかは、これから日本サッカー協会が「大会概要」として発表します。前回は10月21日に大会概要が発表され、11月17日に組み合わせ抽選会がありました。
前回(第104回)の日程の流れ
前回は、12月28日の開幕から1月12日の決勝まで、次の順で行われました。年末年始は1日おきに試合が進み、準々決勝のあと、準決勝まで6日ほどあくのが特徴です。今回も、開幕と決勝の曜日は前回とほぼ同じ並びです。
| 回戦 | 前回の日付 | 前回の主な会場 |
|---|---|---|
| 開会式・開幕戦 | 2025年12月28日(日) | 国立競技場(開会式13時、開幕戦14時30分) |
| 1回戦 | 12月29日(月) | 首都圏の9会場 |
| 2回戦 | 12月31日(水) | 首都圏の9会場 |
| 3回戦 | 2026年1月2日(金) | 駒沢・等々力・浦和駒場・フクダ電子アリーナ |
| 準々決勝 | 1月4日(日) | 等々力・浦和駒場 |
| 準決勝 | 1月10日(土) | MUFGスタジアム(国立競技場)・12時05分と14時20分の2試合 |
| 決勝 | 1月12日(月・祝) | MUFGスタジアム(国立競技場)・14時05分キックオフ |
試合時間は、開幕戦から準々決勝までが80分(前後半40分ずつ)で、同点ならすぐにPK戦です。準決勝は90分で、同点ならPK戦。決勝だけは90分で決まらないと20分の延長戦があり、それでも決まらなければPK戦になります(前回の大会規定)。
会場の一覧と最寄り駅
前回は、東京・神奈川・埼玉・千葉の9会場が使われました。第105回の会場は、大会概要の発表で決まります。会場名にリンクがあるものは、このサイトの会場ページで、行き方や席、持ち込みのルールをくわしく書いています。
| 会場(都県) | 前回の使い方 | 最寄り駅 |
|---|---|---|
| 国立競技場(MUFGスタジアム)(東京・新宿区) | 開会式・開幕戦、準決勝、決勝 | 都営大江戸線の国立競技場駅から徒歩約1分。JR総武線の千駄ケ谷駅・信濃町駅から徒歩約5分。東京メトロ銀座線の外苑前駅から徒歩約9分 |
| 駒沢陸上競技場(東京・世田谷区) | 1回戦〜3回戦 | 東急田園都市線の駒沢大学駅。公園の東口から競技場まで、さらに歩いて約15分かかる |
| 味の素フィールド西が丘(東京・北区) | 1回戦・2回戦 | 都営三田線の本蓮沼駅から徒歩約10分。JR十条駅・赤羽駅からは国際興業バスも使える |
| Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川・川崎市) | 1回戦〜準々決勝 | 東急東横線の新丸子駅から徒歩約15分、武蔵小杉駅から徒歩約20分。武蔵小杉駅からは路線バスもある |
| ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川・横浜市) | 1回戦・2回戦 | 横浜市営地下鉄ブルーラインの三ツ沢上町駅から徒歩約15分。横浜駅西口からバスで約10分 |
| 浦和駒場スタジアム(埼玉・さいたま市) | 1回戦〜準々決勝 | JR浦和駅の東口から徒歩約25分、JR北浦和駅から徒歩約20分。浦和駅東口から国際興業バスで「駒場運動公園入口」下車、徒歩1分 |
| NACK5スタジアム大宮(埼玉・さいたま市) | 1回戦・2回戦 | 東武アーバンパークラインの大宮公園駅・北大宮駅から徒歩約10分。JR大宮駅の東口から徒歩約20分 |
| フクダ電子アリーナ(千葉・千葉市) | 1回戦〜3回戦 | JR京葉線・外房線・内房線の蘇我駅(西口)から徒歩約8分 |
| ゼットエーオリプリスタジアム(千葉・市原市) | 1回戦・2回戦 | JR内房線の五井駅が最寄り。駅からは車(バス・タクシー)で向かう案内が多い |
※前回、大会側は「専用駐車場はありません。公共交通機関を使ってください」と案内していました。年末年始は電車やバスが休日ダイヤになることが多いので、帰りの時刻も先に調べておくと安心です。
チケットの買い方(前回の方法)
前回のチケットは、11月23日(日)10時に全試合いっせいに発売され、先着順でした。買えるのはインターネットとコンビニだけで、試合会場のチケット売り場では売られません。電話での受付もありませんでした。
- インターネット: チケットJFA、日テレゼロチケ、チケットぴあ、ローソンチケット。どれも事前の無料登録が必要です。チケット代のほかにプレイガイドの手数料がかかりますが、日テレゼロチケは利用者の手数料が0円でした。
- コンビニ: セブン-イレブンのマルチコピー機では「チケットぴあ」を選んで「高校サッカー」を検索します(最初に「セブンチケット」を選ぶと買えません)。ローソンとミニストップは店頭の端末Loppiから買えます。
- 当日券: 残りがあれば、試合の日もインターネットとコンビニで買えました。1回戦〜準々決勝は、2試合ある会場で15時ごろ、1試合だけの会場で12時55分ごろまで(後半キックオフまで)。前売りで売り切れた試合は、当日券が出ません。
料金(前回・税込)
| 試合 | 席の種類 | 前売り | 当日 |
|---|---|---|---|
| 1回戦〜準々決勝 | 全席自由席 | 1,500円 | 2,000円 |
| 開会式・開幕戦(国立) | SS指定席 | 4,500円 | 5,000円 |
| 開会式・開幕戦(国立) | S指定席 | 3,500円 | 4,000円 |
| 開会式・開幕戦(国立) | ゴール裏自由席 | 1,500円 | 2,000円 |
| 準決勝(国立・2試合) | SS指定席 | 5,500円 | 6,000円 |
| 準決勝(国立・2試合) | S指定席 | 4,500円 | 5,000円 |
| 準決勝(国立・2試合) | ゴール裏自由席 | 1,500円 | 2,000円 |
| 決勝(国立) | SS指定席 | 5,500円 | 6,000円 |
| 決勝(国立) | S指定席 | 4,500円 | 5,000円 |
| 決勝(国立) | SA指定席 | 4,000円 | 4,500円 |
| 決勝(国立) | ゴール裏自由席 | 1,500円 | 2,000円 |
| 国立の各試合 | 車いす席(介助者1名を含む) | 2,500円 | なし(前売りのみ) |
※前回の大会のチケット案内の内容です。第105回の料金は、発売前に日本サッカー協会の大会ページで発表されます。
- 1回戦〜準々決勝は、1枚で、同じ日・同じ会場の試合を全部見られました。準決勝も1枚で2試合見られます。
- 日程や会場をまたぐ共通券はありません。買ったあとの変更・払い戻し・キャンセルはできないので、試合日と会場を買う前に見直します。前回は、試合日や会場の買い間違いが多い、と大会側が呼びかけていました。
- 未就学児は、大人1人につき1人まで無料。ただし大人のひざの上で見る決まりで、空いた席には座れません。
- 前回は、1回戦の西が丘、2回戦の西が丘・NACK5スタジアム大宮・浦和駒場・フクダ電子アリーナ、そして決勝が売り切れました。地元の学校や強豪校が出る試合、小さな会場の試合は、早めに買う人が多くなります。
- 国立競技場の決勝は、前回6万142人が入りました。準決勝は第1試合が3万4,834人、第2試合が4万2,626人でした。
テレビ・ネット配信
前回は、民間放送43社が放送し、民放の公式配信サービス「TVer」と「SPORTS BULL」で、全47試合が無料でライブ配信されました。会場に行けない試合や、同じ時間に別の会場で行われる試合は、スマートフォンで追いかけられます。第105回の放送予定は、幹事局の日本テレビが大会のページで発表します。
第105回の応援リーダーは、日本代表の鎌田大地選手です。京都・東山高校の1年生のときに京都府大会の決勝で敗れ、全国大会には出られなかった選手で、大会の「この冬、人生を揺らす瞬間を。」というテーマのもと、放送と配信を盛り上げます。
出場校の決まり方
出場できるのは、各都道府県の大会(予選)で優勝した学校です。46道府県から1校ずつ、加盟校がいちばん多い東京都からは2校(東京A・東京B)で、合わせて48校。年齢は、その年度の高校生(前回は2006年4月2日以降に生まれた選手)で、同じ学年での出場は1回だけです。外国人留学生は4人まで登録でき、試合に出られるのは2人までです。
- 都道府県大会の決勝の目安: 前回の例では、宮城県の決勝が11月2日。いちばん遅い徳島県の決勝は11月22日で、組み合わせ抽選会(11月17日)のあとでした。多くの都道府県で、10月下旬から11月にかけて代表が決まっていきます。
- 組み合わせ抽選会: 前回は11月17日。ここで、どの学校がどの日にどの会場で戦うかが決まり、そのすぐあとの11月23日にチケットが発売されました。見に行く試合は、抽選会を見てから選べます。
- 代表が入れかわった例: 前回は、宮城県大会で優勝した仙台育英が出場を辞退し、準優勝の聖和学園が宮城県代表になりました(11月21日に大会の実行委員会が発表)。
前回(第104回)の決勝の結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時・会場 | 2026年1月12日(月・祝)14時05分、MUFGスタジアム(国立競技場) |
| スコア | 神村学園(鹿児島)3−0 鹿島学園(茨城) |
| 得点 | 前半19分 日髙元、前半39分 堀ノ口瑛太、後半アディショナルタイム 佐々木悠太(いずれも神村学園) |
| 入場者数 | 6万142人 |
| 優勝 | 神村学園が初優勝。夏のインターハイに続く、夏冬2冠 |
| 得点王 | 日髙元(神村学園)7得点 |
準決勝では、神村学園が尚志(福島)と1−1で引き分け、PK戦を9−8で制しました。もう1試合は、鹿島学園が流通経済大柏(千葉)に後半の終わりの1点で1−0と勝ち、決勝へ進みました。尚志と流通経済大柏が3位です(3位決定戦はありません)。前回の開幕戦は、12月28日に国立競技場で、早稲田実(東京B)と徳島市立(徳島)が戦いました。
会場での観戦の注意(前回の観戦ルールから)
高校サッカーは、Jリーグの試合と決まりが違うところがあります。いちばん大きいのはお酒です。前回は、すべての会場でアルコール飲料の持ち込みが禁止で、場内の売店でもお酒は売られませんでした。
- 持ち込めないもの: アルコール飲料、ビン・缶、ガスホーン・チアホーン・ブブゼラ・ホイッスル・拡声器などの音の出るもの、発煙筒・花火、紙吹雪・紙テープ・風船、大きな荷物、会社や商品の宣伝になるもの。
- 持ち込めるもの: 水筒、カメラ(望遠レンズや三脚など大きな機材は控える)、傘(ただしスタンドでは差さず、カッパやポンチョを使う)。
- 再入場はできません。いったん外に出ると、もう入れません。食べ物や飲み物、トイレのタイミングを考えて入場します。
- 手荷物検査: 国立競技場の開会式・開幕戦、準決勝、決勝では、入場ゲートで全員の手荷物検査がありました。入場に時間がかかるので、早めに着くようにします。決勝は12時開門でした。
- 預け場所がない: スーツケースなどの大きな荷物を預けるコインロッカーは、大会側では用意されていません。帰省や旅行のついでに寄る人は、駅のロッカーに預けてから向かいます。
- ベビーカー: スタンドへの持ち込みは控えるよう案内されていました。会場によっては置き場があるので、スタッフに聞きます。託児所はありません。
- 応援団エリアの入れかえ: 学校の応援団エリアで見た人は、試合が終わるといったん会場の外へ出る決まりでした。同じ会場で次の試合も見たい人は、応援団エリア以外の席で見ます。
- 席取り: 自由席で、あとから来る人の分まで席を取ることや、旗やテープでの場所取りは禁止。応援団エリア以外では、立ち続けての応援や、太鼓などの鳴り物、大旗も控えます。
- 撮影: スマートフォンでの試合の撮影を、インターネットで配信すること(ライブも、あとからの投稿も)は禁止されています。
寒さへの備え
試合は12月末から1月の日中ですが、スタンドで1〜2時間座っていると、体はどんどん冷えます。屋根のない席では、風や日かげで、さらに寒く感じます。前回の1回戦〜準々決勝の当日券は、後半のキックオフまで(1試合だけの会場で12時55分ごろ、2試合ある会場で15時ごろ)売られていました。つまり第1試合は12時すぎ、第2試合は14時すぎに始まり、2試合目が終わるのは16時近くです。日が傾くと、ぐっと冷え込みます。
- ダウンジャケットなどの上着に加えて、手袋・ニット帽・マフラーで、首・手首・足首を冷やさない。
- 座席が冷たいので、座布団やひざかけがあると楽です(席取りに使うのは禁止)。
- 温かい飲み物は、ビンや缶ではなく水筒に入れて持って行く。
- 雨の日は傘を差せないので、ポンチョやカッパを用意する。
- 使い捨てカイロを背中や腰に貼っておくと、長い時間見ていられます。
よくある質問
第105回全国高校サッカー選手権の決勝はいつ?
2027年1月11日(月・祝/成人の日)です。開幕は2026年12月28日(月)。会場は日本サッカー協会の大会概要で発表されます(前回の決勝はMUFGスタジアム(国立競技場))。
チケットはいつ発売される?
前回は、組み合わせ抽選会(11月17日)のあとの11月23日10時に、全試合いっせいに発売されました。第105回の発売日は、日本サッカー協会の大会ページで発表されます。
当日、スタジアムの窓口でチケットは買える?
前回は買えませんでした。当日券も、インターネットかコンビニで買う方式です。前売りで売り切れた試合は、当日券が出ません。
子どもは無料?
前回は、未就学児が大人1人につき1人まで無料でした(大人のひざの上で見る場合)。小学生からはチケットが必要です。
テレビで見られない地域でも試合を見られる?
前回は、TVerとSPORTS BULLで全試合が無料でライブ配信されました。地元の代表校の試合も、スマートフォンやパソコンで見られます。
お酒を飲みながら見られる?
前回は、持ち込みも売店での販売もありませんでした。高校生の大会なので、お酒なしで観戦します。
あわせて読みたい
国立競技場の席や行き方は国立競技場のページ、川崎の会場はUvanceとどろきスタジアムのページ、千葉の会場はフクダ電子アリーナのページにまとめています。全国の会場は会場の一覧から探せます。
参考にした情報
- 日本サッカー協会(JFA) 第104回全国高校サッカー選手権大会 大会情報・チケット/イベント・会場アクセス・観戦ルール/マナー
- 日本テレビ 第105回全国高校サッカー選手権大会 ニュース(応援リーダー決定・2026年9月22日)
- Wikipedia 第104回全国高等学校サッカー選手権大会・第105回全国高等学校サッカー選手権大会
- 日本スポーツ振興センター 味の素フィールド西が丘の案内図
- 各スタジアム・ホームクラブの観戦案内(国立競技場、駒沢オリンピック公園、川崎市・川崎フロンターレ、横浜FC、大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉)
- 浦和駒場スタジアムの周辺案内(三菱地所の住まいリレー)
- バス比較なび 会場アクセス(ゼットエーオリプリスタジアム)
- ゲキサカ 第104回大会の大会優秀選手(2026年1月12日)
コメント